日頃は何かとご協力頂き有難うございます。今月も宜しくお願い致します。  


第140回大阪ベンチャー研究会の開催ご案内

 

 皆様 9月に入り、朝夕は少しは涼しくなったようですが、いかがお過ごしですか。さて、9月の第140回大阪ベンチャー研究会は「ソーシャルビジネスとベンチャー」をテーマに開催します。

 

 ソーシャルビジネスは「利潤の獲得」よりも「社会問題の解決」を第1に考えるという点に大きな特徴があると言われますが*、それだけでなく、近代的経営管理、環境配慮の経営、労働への正当な支払、仕事が楽しいこと、なども重要な条件であるとされていますので、新しい時代のビジネス概念と言ってよいかと思います**。

 

 資本主義は、生産力を飛躍的に発展させることで物的生活の向上を可能にしましたが、反面、多くの弊害も生み出しました。近年では、経済的格差の拡大、地球環境の悪化、医療・健康問題、雇用問題、等々、社会問題の深刻化については周知のとうりです。

 

 このような問題について、国や自治体、その他の既存組織だけでは、十分に解決できるとは言い難くなっています。いわゆるソーシャルビジネスが発生し発展しつつある大きな背景であると考えられます。ただし、私たちは、これに関しても、ベンチャー的な取組みが重要であることを強調したいと考えています。社会性+事業性+ベンチャー性。

 

 今回は、①関西でNPOの草分け的存在である「大阪NPOセンター」事務局長の堀野亘求様に関西のソーシャルビジネスの現状を俯瞰して講演して頂きます。それを受けて、②IT・GPSで外国人観光客の不便を解消するシステムを考えられている西尾幸紘様、③カンボジアの水問題の解決に貢献しようとされている阿部吉雄様、④奈良の中山間地域の地域課題の解決に取組んでおられる県嘱託職員(コミュニティーナース)の荏原優子様に、具体的な事例で発表を行って頂きます。

 

 各プレゼン毎に簡単な質疑応答を行なった後、グループに分かれて、約1時間ほど、深堀で質疑応答や意見交換を行ない、最後に各グループの司会から参加者全員に概要報告を行ない、関西における「ソーシャル・ビジネス」の現状や今後の課題などについて、学習し、情報共有を行っていきたいと思います。

 

 9月の第3土曜日の午後は、皆様、何かとご予定がおありかと思いますが、重要なテーマでありますので、また、社会問題の解決に挑戦しようとされている若手の「ソーシャル・ビジネス・ベンチャー」の皆様の発表でありますので、お聞き頂き、熱いエールを送って頂ければ幸いかと思います。是非、ご参加下さい。お待ちしています。

 

大阪ベンチャー研究会 世話人代表  小西一彦

 

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参考:*)経済産業省「ソーシャルビジネス」(http://www.meti.go.jp/policy/local_economy/sbcb/)9月2日閲覧。

**)モハムド・ユヌスの名言・格言「ソーシャル・ビジネスの7原則」(https://systemincome.com/12944)9月2日閲覧。


日時:2017年9月16日(土)受付13:30~、研究会14:00~、懇親会18:10~

会場:日刊工業新聞社大阪支社ビル10階A会議室(天満橋駅<地下鉄/京阪>下車、

   北浜へ向かって徒歩で約5分、「エル大阪」のすぐ前です。

会場地図:https://corp.nikkan.co.jp/p/company/map/osaka 

 

ご参加頂ける方は、こちらから、お申込の連絡をお願いします。

    https://ssl.form-mailer.jp/fms/20fb1c00273526

 


統一テーマ:ソーシャルビジネスとベンチャー

第1部 講演と質疑応答(14:00~16:30)

第1報告:ソーシャルビジネスと中間支援組織

報告者:堀野亘求( Nobuhide)氏

認定特定非営利活動法人大阪NPOセンター事務局長

  

〒541-0046 大阪市中央区平野町1丁目7番1号 堺筋髙橋ビル 5階

Tel:06-6223-3303

Fax:06-6223-3306

URL:http://www.osakanpo-center.com

 

<プロフィール>

  大阪市立大学大学院経営学研究科前期博士課程修了 

社員研修を行う企業で法人営業、研修コーディネーターとして勤務する。その後、ひらかたNPOセンターを運営する(特活)ひらかた市民活動支援センターのコンサルタントとして2003年より勤務。事務局長代行を経て、2008年より(特活)大阪NPOセンターの事務局として勤務。2015年4月に事務局長に就任。主にNPOおよびソーシャルビジネス等の運営支援を行う。

関西大学大学院非常勤講師、大阪市市民活動推進審議会審議委員、堺市「新しい公共ガバナンス推進会議」委員、CDA(厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格)、一般社団法人 ソーシャルビジネス・ネットワーク フェロー

著書等:大室悦賀・大阪NPOセンター編著(2012)『ソーシャルビジネス―地域の課題をビジネスで解決する―』中央経済社、佐々木利廣・大室悦賀編著(2015)『入門 企業と社会』中央経済社、堀野亘求(2014)「NPOを支援する中間支援組織の機能についての考察―組織間関係からの接近―」『経営教育研究』Vol.17 No.2 55-63、堀野亘求(2016)「中間支援組織と支援対象組織との関係性の変化についてーノットワーキングの視点からの分析」『企業と社会フォーラム学会誌』第5号 pp67-82、堀野亘求(2017)「リモージュ市におけるフォーラム・デ・アソシアシオン:アソシアシオンのための祭典」『社会教育』No.848  pp.48-49

 

 

第2報告:翻訳シェアリングで外国人との言葉の壁を解消する

報告者:西尾幸紘 氏(株式会社メタ・イズム 代表取締役 )

〒540-0037

大阪市中央区内平野町2-1-2 アイエスビル7C

TEL: 06-6355-4633

FAX: 06-6355-4634

HP:http://metaism.co.jp/

 

<プロフィール>

1980年3月14日生。

2010年9月株式会社メタ・イズムを創業。ウェブサービスの立案・開発を主業務とし、これまで多くのシステムを提供してきました。2011年よりGPSを用いた動態管理システムを提供開始、このシステムが新聞やTVで取り上げられたほか、「MCPC award 2014」において奨励賞を受賞。

 

<講演内容の概略>

いま日本には大勢の外国人観光客が訪れていますが、彼らと言葉で 意思疎通ができないことが原因で、お互いに多くの不便を感じています。

そこで、これらの課題を解決する、新しい仕組みを提案します。この仕組みによって、翻訳の「費用・手間・情報量・翻訳の質」の4つの課題を解決します。

 

     

第3報告:ベンチャー企業によるカンボジアでの水ビジネス 

報告者:阿部 吉雄 氏(株式会社ぷらすあるふぁ代表取締役)

http://kouji-plus.com/value/

 

<プロフィール>

1970年 神戸市生まれ。兵庫県立御影高校、駒澤大学卒。大学時代に国際NGOの一員としてアフリカ・南アジアで、貧困問題の解決を目的として、学校建設・井戸掘削等に携わる。大学卒業後、弁護士事務所での勤務を経て、建物のリノベーションを主たる事業とする建設会社に入社。塗装・防水等の職人、現場監督、役員など10年の修行を経て独立開業。起業後は、事業の差別化を徹底して軌道に乗せると同時に、学生時代の国際NGOの経験を活かし、海外での貧困問題の解決を、水ビジネスで実践。開発途上国へのビジネス進出の方法として、スポーツイベントを開催することによって、現地の政府とパイプを形成しながら、PR活動を同時に行う手法は、ソーシャルとデザインを融合した以下の展示・書籍等でも取り上げられている。

 

【展示会】

2010年 「世界を変えるデザイン展」(六本木ミッドタウン)

2010年 「ソーシャルデザインカンファレンス」(大阪デザイン振興プラザ)

【書籍】「ソーシャルデザインの教科書」

 

<講演内容の概要> 

①アンコールワット国際トライアスロン大会

②カンボジア王国における社会課題

③カンボジア王国におけるソーシャルビジネス

④将来的展望

カンボジア王国でのソーシャルビジネス関連で 一般に知られていない裏話などを交えてお話しします。 

 

 

第4報告:中山間地域の看護師によるソーシャルビジネスの可能性~コミュニ                 ティナースの取り組みとソーシャルビジネス、島根県雲南市の事例

              を参考に~」

    報告者:荏原優子氏(奈良県南部東部振興課 奥大和移住・交流推進室

                                  嘱託職員(名称「奥大和仕事づくり推進隊」)

https://www.facebook.com/OkuyamatoCommunityNurse/

http://community-nurse.jp/company.html

 

<プロフィール>

1986年生まれ、神奈川県出身。看護師として5年間、神奈川県横須賀市の病院の集中治療室に勤務した後、2014年に青年海外協力隊参加し、バングラデシュにて病院での環境整備活動や健康教育の推進などに携わる。帰国後、コミュニティナースを育成する研修を受講し、2017年年4月よりコミュニティナースの任務で奈良県にて「地域おこし協力隊」として採用され、山添村にコミュニティナース活動中。

 

<講演内容の概略>

島根県雲南市は、施設や立場に捉われない看護師の働き方、コミュニティナースが介入したことをきっかけに、訪問看護ステーションの立ち上げ、コミュニティスペースの開設等、社会還元型事業が転換されていきました。現在、奈良県ではこのコミュニティナースの育成と養成を行い、行政と連携し中山間地域での地域課題解決に向けた取り組みを行っています。

コミュニティナースとは?新たな看護師の働き方とは何かをお伝えしていきたいと思います。


第2部 グループ・ディスカッション(16:40~18:00)

発表者を囲んで、グループに分かれて、再度、テーマをめぐって、質疑応答や情報提供を行ないます。発表者や参加者が、感想や意見を述べ合い、アイデアも出し合っていくことを通じて、互いに今後に役立つ有益情報の収集、交換の場にしていきたいと考えています。最後に、各グループの司会から全員に議論の整理と報告を行ない、テーマについての情報共有を行ないます


第3部:交流会&懇親会 (18:10~19:50)

会場:「酒蔵 多氣」大阪市中央区北浜東2-13 Tel.06-6941-0639

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270104/27041364/

3部からのみの参加は不可です。懇親会の受付は4:30までです。 


◆参加費等

当日会費は、会員社会人は500円(同学生は無料)、非会員社会人は1000円(同学生は500円)、交流会&懇親会費は会員社会人は2500円、非会員社会人は3000円、学生は2000円です。会員になるには、入会費は無料ですが、年会費が必要です。4月~3月の1年間有効で2000円(学生は1000円)。10月~3月は半額。会員番号は固定制です。会員証は会場受付でお渡しします。この研究会で会員になられますと、神戸ベンチャー研究会、北摂ベンチャー研究会、京都ベンチャー研究会でも会員と同じ条件で参加することができます。また、ミニ・プレゼンやイベント用チラシの配布なども可能です。是非、ご入会ください。

 

 

◆関西の4つのベンチャー研究会のご案内

 

  1. 大阪ベンチャー研究会   毎月第3土曜日午後2時~、天満橋駅から北浜へ5分、日刊工業新聞社
  2. 北摂ベンチャー研究会   毎偶数月第3水曜日午後6時半~茨木市役所東のクリエイトセンター
  3. 神戸ベンチャー研究会   毎月第4土曜日午後1時~JR三宮駅の北5分、日本経済大学三宮校7階
  4. 京都ベンチャー研究会   毎奇数月第2水曜日午後6時~、京都丹波口駅KRP又は同志社大  (但し、変更の場合もありますので、正しくは、各研究会のホームページを開けてご確認下さい。ちなみに、京都は、次回は、KRPで、9月22日<金>17:00~19:00の予定です) 
  5. NBK起業の鉄則研究会 毎月第2土曜日午後2時~5時、神戸新開地、甲南アセット大開ビル  

◆今月の大阪ベンチャー研究会に参加の申込みは下記をご利用下さい

参加下さる方は、資料準備の都合もありますので、できるだけ事前にご連絡下さい。下をクリックして記入し送信して下さい。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/20fb1c00273526

 

◆その他

メールアドレスの変更者やメール案内のご依頼、今後はメールによる案内は不要、などのご希望、その他、ご質問がございましたら、遠慮なくご連絡下さい。

 

大阪ベンチャー研究会 世話人代表 小西一彦

konishikazu@gmail.com    携帯:090-3845-8795


お知らせとお願い

 

1)10月以降は下記テーマで開催します。ご予定、ご参加をお願い致します。

   10月21日(141回) 芸術とベンチャー

   11月18日(142回) 若手起業家とベンチャー

   12月16日(143回) 研究会で生まれたコラボ企画の発表会             

    1月20日(144回) IT関連技術とベンチャー

    2月17日(145回) デザインとベンチャー

    3月17日(146回) 環境・エネルギーとベンチャー 

 

2)12月度(12月16日)の研究会は「研究会で生まれたコラボ企画の発表会」というテーマで開催します。これに発表可能な「コラボ企画」を実施中の方は、または検討中の方も、ご連絡ください。私たちも協力して、早目に準備を行ないたいと思います。宜しくお願い致します。